投資の束

経営とは何かと問われたら、どう答えたらよいでしょうか。

会計の世界では経営活動を「投資の束」として捉えています。

投資の束?というのは聞きなれない言葉ですね。

例えば、経営する中で、次のようなことを日々行っていると思います。
・販売用の商材を仕入れる
・製品の製造に必要な材料を仕入れてくる
・請け負った工事の工程の一部を、協力会社に外注する
・営業マンを雇う
・事務所を借りる

売上を獲得する過程で、必要に応じて、このようなことにお金を使います。
これが投資です。
この「必要に応じて」というのがミソで、どこにお金を投下すれば、これに応じたリターンを得られるのか。必要なお金のつぎ込みどころ押さえ、組み合わせ、投資の束を構築した結果、事業としてリターンが得られます。

投資の束を上手に作れる=経営を効率的に行える

という見方もできますね。

ちなみに「投資の束」は、決算書のある部分に表現されていますので、
次回、「決算書から投資の束を読み解く方法」を解説したいと思います。

 

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